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いたわり 慈しみ 思いやり 相手の立場で考える  十善戒護持のお寺
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合法格物致知山 永徳寺 観 音 院

観音院常用教典
「まことの道」
「まことの道」について
「まことの道」はじめに
「まことの道」十善戒
「まことの道」朝の言葉
「まことの道」光明真言
観音院の常用教典「まことの道」は
毎日の法要にて読誦しています。
ご参拝されてご一緒に読誦下さい。

お問い合せ

広島事務所
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電 話:

082-233-5000
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所在地:

〒733-0032
広島市西区東観音町10-2
(地図)

「十善戒」は慈悲深い人生を送ろうと願う人々、仏教徒としての
日常的な行動の基準で、み仏さまとの誓いともいえるものです。
日々の努力目標として、寛容で大らかな気持ちで過ごしましょう。 まことの道「十善戒(じゅうぜんかい)」 われら 生きとし生け
るものを 羽包(はぐく)み育てる みほとけの光(めぐみ)は 博く
隔てなし。
すべてに 勝(まさ)り すぐれたる、世を照らします みほとけは
真実(まこと)の世界(みち)に在(あ)りまして、救いの御手(みて)を
たれたまう。
苦しみ悩む人たちよ、いと勝れたる あこがれの幸いの真理(みち)
ここにあり。
十善(まこと)の戒(みち)を遂げぬれば、みほとけの胸にいだかれて、楽しみありて富みさかえん。 道を求める人たちよ、忿(いか)りの
愛のカもち、すべての人を浄(きよ)むべし。
されば みほとけは説きませり。
われら みほとけの光(めぐ)み 身にうけて、金剛(とこしえ)の
わざ 今なさん。
一つには不殺生(ふせっしょう) 六つには不悪口(ふあっく)
二つには不偸盗(ふちゅうとう) 七つには不両舌(ふりょうぜつ)
三つには不邪淫(ふじゃいん) 八つには不慳貪(ふけんどん)
四つには不妄語(ふもうご) 九つには不瞋恚(ふしんに)
五つには不綺語(ふきご) 十には不邪見(じゃけん)
一つには不殺生(ふせっしょう)

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生きとし生けるもの、ありとあらゆるものは みほとけなり。
生けるものに 限りなき慈愛の心もちて、その生命(いのち)を
害することなく、そのなりわいを扶(たす)け行(ゆ)かん。
あらゆるものの、その価値を付け加うるに励み行き、かりそめ
にもその生命を傷うことなく、その働きを助けん。
二つには不偸盗(ふちゅうとう)

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すべてのものは みほとけの心のままに在りませり。
分を越えて望み、働かずじて施しを受け、人の心を迷わしむ、
深く みほとけの苦悩したまうところたり。
遊び戯れて月日を過ごす、人あり、なすべきことあって生命
(いのち)を受ける、なすべきをなさざるは最大の盗みなり。
すべてのものを盗まず、すべてのものを みほとけの心のままに
ところを得さしめん。
三つには不邪淫(ふじゃいん)

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夫婦は幸(まこと)の始めなり。
愛なき交わりは淫(みだ)らなり、自ら創(つく)らずして与えられし
愛は愛にあらずして淫らなり。
相扶(たす)け努めずじて得た幸いは 幸いにあらずして淫らなり、
かりそめの愛は幸にあらず、愛は平等しく永遠に続くものなり。
愛(いと)しの言葉うけるとき、ほとけの み法(のり)とわれ受けん。
愛しのめぐみうけるとき、ほとけの愛と われ うけん。
すべてのめぐみ うけるとき、われみほとけの身になって、
金剛(とこしえ)のわざ なし行かん。
四つには不妄語(ふもうご)

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言葉は心なり、よき心は ほとけなり。
言葉は未来を創る。
悪しき心は人を悲しませ、悲しき将来となる。
善き心は 真実の言葉となって 人を喜ばせ信頼を得る。
古きことを語るな、古きを語れば人を傷つけ自らも傷つく。
将来を語るな、明日をも知れぬわが身なれば、知らずして人を
欺(あざむ)くこととなる。
約束に違うことなかれ、約束をなすは人のしるし。
常に真実の言葉を語り、われ みほとけの身とならん。
五つには不綺語(ふきご)

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身を綺(かざ)り、家を綺り、生業(なりわい)を綺りたる言葉を
語らず。
力なきをカあるが如く語るは 人を迷わしめるのみならず、
自らの生活(なりわい)を迷わしめる。
常に真実の自らについて語り、自らを偽るまじ。
六つには不悪口(ふあっく)

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言葉を凶器として用い、人を傷つけることなかれ、言葉は本来
ほとけなり。
高き声にて罵(ののし)ること、悪しき言葉を使うこと、悪しき話
を広めること、みほとけの深く悲しまれる行いなり。
われ常に みほとけの心にて、悪しき人あれば救わずんば止まじ
の決意にて、自らの意志を確実に伝えるよう努カし、われ 
みほとけの心広めん。
七つには不両舌(ふりょうぜつ)

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考え定まらずして語るなかれ、人の機嫌を取らんとて 心にも
なき言葉で媚びることなかれ、
自らの利益を計って人を陥(おとしい)れるなかれ。
人の心と心を結ぶことは、みほとけの望みたまうところにて、
かりそめにも人の心を裂くがごときをなさず、善き人々の交わり
を創(つく)り行かん。
八つには不慳貪(ふけんどん)

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汗して働くに惜(お)しむなかれ、人に与うべきものを惜しまず、
与えるにあたり、かりそめにも期待するなかれ、情あるものの心を
悲しませるなかれ。
われ 常に明るき心にて 世の燈火(ともしび)とならん。
九つには不瞋恚(ふしんに)

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無為(むい)にたえうる人は力ある人なり、辱しめられて憤(いき
どお)ることなかれ、罵られて悲しむなかれ、世の人々の心 
わが心にそわずとも その人を怒り怨(うら)むことなかれ。
自ら正しかれば人を恨(うら)むこともなく、善き徳を積む人は
一切を みほとけが知りたまう。
十には不邪見(じゃけん)

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過ぎさりし日の積み重ねし行いが 今日のわが身であり、今日を
勤めずして明日を考えることできず。
善き行いあらば 必ず幸いを得ん、悪しき行いあらばその報(むく)
いを得ん。

われ今日よりのち 常に みほとけの如きあたたかき心を持ちて 
世の光となり、世の人々の幸いを願わん。
願わくは みほとけの めぐみをうけて、悪しき欲望を打ち破り、
われ みほとけの身とならん。
この十善(じゅうぜん)の道(みち)を歩み行くものは幸いなり、
そは真実(まこと)の道なり、自らを真実に生かす行いなり。
十善(めざめ)の経(みち)を知ることは真実(まこと)の自由を知る
ことなり、そは幸いを示したまう みほとけへの何ものにもまして
尊い報恩感謝(ほうおんかんしゃ)の励めなり。

われ 常に この十善(まこと)の教えを 身につけて、心におも
い、口によみ、あらゆる人にこれを説き、自ら写し、写さしめ、
浄(きよ)き世界を創(つく)り行き、われ みほとけの身とならん。

されば みほとけは続いて説きませり、
迷えるものを導き、苦しむものあらば 救わずば措かず、
世の人々を視(み)るに自らのこととして受けとる慈愛の持主は、
心の耳おのずから開け、衆生(よのひとびと)も ほとけも平等
(ひと)しく仏性(ぶっしょう)を持ちたることを覚(さと)るなり。

われ みほとけの心に従って 世の人々のすべてに幸いをもたら
さんと願い、あらゆる困難に打ち勝って、人々を人々の願いの
ままに幸いにせしめ、人々の心のなかに みほとけを仰ぎたて
まつり、かくして 世の人々の心の奥深く秘められし
永遠(とこしえ)の願いを満足せしめ、金剛(しんじつ)なるもの
へのあこがれを満足せしめ、世の人々と共にわれ みほとけの身
と成らんことを誓うものなり。

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