ミニミニ観自在 1997年6月


 寺子屋カルチャー教室はどなたでも参加できます。
 初心者も簡単で、安心! 参加費用は一切無料です。

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  カルチャーセンターがつくる人間関係

     発足一年目で内容もさらに充実傾向


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思い立ったら参加

■わずか発足して一年間の教室ですが、予測以上の参加者があり、喜んで
います。
▼参加費用は一切無料で、パソコン教室は授業料を払った上にフロッピー
ディスク持参が常識ですが、観音院は、授業料はもちろん、その他も一切
頂いていません。茶菓子や飲物のサービス付きです。
▼ケーキ教室も手ぶらで来て頂いて、ケーキを作って談笑してお土産付き
です。
▼俳句教室も高橋先生の奉仕で、皆さん段々と上達しておられるようで、
楽しみなことです。何より嬉しいのは良い人間関係が出来ていることです。

海の教室難航
■どうしたことか、今年は魚影が薄いようです。折角お連れしても、竿を
出して全然釣れないようでは、喜ばれませんので魚の便りを待っています。
▼海の教室は他の教室に比べて難しく、事故を防ぐことや釣り道具の手入
れなど、難しいこと、いいえ常識的なことを守って頂く必要があります。
▼危ない所に行かない、単独行動をしない、危険な魚に注意する。金魚に
似ていて可愛い魚で「カナコギ」というのが釣れると絶対に手で触っては
いけません。
▼手袋をしていても刺されて、蜂に刺されたよりも痛く、パンパンに腫れ
上がります。
▼船の中で不用意に席を立つと転んで骨折などの事故の恐れがあります。
■十分注意して面倒は見ますが、主催者責任は問わない、事故は自分持ち
が原則です。
▼もうすぐ御案内出来ると思いますが、希望者は登録して置いて下さい。
前日にお知らせします。天候次第です。
▼出発は観音院を午前八時半で、九時に観音マリーナを出て九時半から
阿多田で釣り、昼食をして、午後三時ころにマリーナに着く日程です。
■もう山口県の大島あたりには鰯が見えるそうですから、多分間もなく
御案内出来ると思います。
▼救命胴衣は厭だと言われるような人は参加資格がありません。釣りは
ルールを守るスポーツで、用心の上にも用心して参加して下さる参加者の
心得が大切になります。

羨(うらや)ましい、私もやれるかしら・・、と思った時が吉日です。
観音院のカルチャーセンターは高齢化社会に対応する仕組みが用意さ
れているのです。何歳になっても、聞くは一時の恥です。寺の機能を利用して
お楽しみ下さい。

大般若転読百座
■七月六日(日)に大般若転読法要が百座になります。
当日は「七夕夏祭」に相当します。色々と計画しています。
「五色の短冊」は早めに受け付けます。参詣された際に、願望を記入されて
受付に出して下さい。

▼大般若転読法要百座に参詣される、護摩供(ごまく)三万三千座に参詣
されることに最大の意義があります。このような法要は、八年に一度、今
度は来世紀、2005年に転読二百座、護摩供三万七千座、2013年に転読三百
座、護摩供四万座の法要が営めるかもしれません。

かもしれない
■大般若転読法要二百座法要を営む自信は全くありません。
諸行は無常なのです。現在の観音院のように「良く拝む」ことを維持する
には「御佛様の力」と「熱心で健康な多くの僧侶」、それを支えて下さる
「熱心な参詣者」の三つが揃わないと再現出来ません。
▼本当の願望は二百座も三百座の記念法要も営めることを切望します。
▼しかし、先ず不可能だろうと法主さんは考えておられます。実行するた
めには世直しをするくらいの覚悟が必要になります。

七年後を考える
■激動する世の中で七年後のことを考えていますか。小学生は中学生にな
ります。中学生は高校を卒業しています。高校生は大学を卒業しています。
来年のことを言えば鬼が笑うと昔の人は言いました。
▼就職するにしても、結婚するにしても、退職するにしても、七年後のこ
とを考えている人は少ないようです。
▼済んでしまえば、十年ひと昔ですが、将来に向かって十年計画を立てる
ことは不可能に近いと思います。七年先のことも難しいですね。
▼貴方の年齢に七年足して、その年齢で、どのようにあるか想像出来る人
は極めて真面目に物事を考えておられる方と申せましょう。

しかしやり遂げたい
■法主さんも住職さんも二百座記念法要の執行を強く望んでおられます。
職員も願っています。皆さまも願って下さい。全ての願望が、一つなれば
御佛(みほとけ)様の御守護も大きくなっていると期待出来ます。
▼大般若転読百座執行は大きな目標をやり遂げたことになりますが、同時
に次の二百座に向けての出発点に立つことだと受け止めています。
▼皆さまも健康に気を付けて長生きして下さい。事故に会わないよう気を
付けて下さい。
 慎重に人間関係を築いて下さい。職場を大切にして下さい。
 子供の教育について考えて下さい。老後を考えましょう。
▼お互いに力を合わせながら、生き抜いて生きましょう。法主さんも住職
さんも、私どもも、御佛様に良く仕え、皆さまのお力になりたいと覚悟を
新たにして前向きに進んで参ります。

■お寺のあり方について、お気付きのことがありましたらご指導下さい。
観音院は透明性を維持しながら運営すめことをお誓い致します。

報道について
■最近、観音院がテレビ、ラジオ、新聞、雑誌などで再三報道されていま
す。概して好意的な報道です。しかし、観音院は情報発進、宣伝や布教は
金銭の支出を伴うものであり、内容は観音院で編集して出すのが基本的な
考え方です。
▼観音院に出入りされる方々は、殆ど無条件に喜んでいて下さいますが、
有名になることは窮屈なことでもあります。
▼積極的に売り込んだ事柄は一切ありません。観音院は有名になることを
好みません。実力以上に評価されると、世間の期待に応えるのが苦しくな
るからです。
■現在のところ事実以上にも以下にも報道されていませんので、差し障り
は生じていません。ただ、来客が多くなり、多忙になったのは事実です。
今後とも細心の注意で運営し、心を引き締めてニュース負けしないよう努
力することをお誓いいたします。

夏越し厄除け祈願
■六月一日より吉例の「夏越(なつこし)厄除け招福祈願」を開白いたし
ます。ご祈願を申し込まれた方に「萬倍白だるま」さんをお授けします。
昨年受けられた方は、お納め下さい。
▼お納めいただく時に、必ず目を入れて上げて下さい。
▼今年正月ごろに「赤だるま」さんを初めて受けられた方は、紅白が揃う
ことになります。両方揃うと大変に縁起が良いそうです。
▼「萬倍白だるま」さんを受けられた方は、来年に向けての願望や目標を
「だるま」さんの後ろにマジックで書いて下さい。

▼幸せを掴むコツ、目標を達成するコツは「何を願っているか目標を明確
にする」ことが大切です。目標が明確になると情報が自然と集まりまいし、
自分でも集めるようになります。集まった情報を分析し、対策を立てます。
その対策に沿って努力すると目標達成が能率的です。
▼生きて行く上で、漫然と幸せを願っていると、怠りや不注意が起きます。
それが運の悪さと説明されることが多いようです。
▼運の良さは、努力や注意深さとか、目標達成への根気の維持が条件にな
ります。
▼宝くじに当たるようなことは、幸運とは申しません。願いに願って手に
入れた事実が幸運なのです。
▼目標を立てるに当たっては自分を良く見つめること。その位置から背を
伸ばせば達する所に目標があれば、幸運に恵まれる確立は高くなります。
▼飛び上がっても捕まえることの出来ない位置の目標を立てると捕まえる
確立が低くなります。それでも漫然と願うよりは捕まえられる確立は高い
でしょう。自分の位置と目標の位置の差が把握出来ればいろいろと工夫す
るからです。

■飛び上がっても、背伸びしても手にいれることが出来ない目標を持った
時は、成長する時間を考えることです。
▼自分が成長して、目標との位置が近づけば、当初は、手が届かなかった
目標が掴めるようになります。

法主(ほっす)さんの目標
■取り合えずは、日々をコツコツと生きて、無理をせず、背伸びをせず、
良く本を読み、瞑想して自分を知り、世間との接点を見出し、世間の役に
立つことを考えることだそうです。
 出来れば大病になる前に病気を見つけ、治療し、命を大切にし、皆さん
の幸せを祈りながら、後七年、上手く生きれれば十年、出来るだけ長生き
をして御佛様に仕え、皆さまの役に立ちたいと考えておられるそうです。
▼十年の歳月があれば、相当なことが出来る、命を大切にしたいと言って
おられます。

論理の上にある
■ここまで述べたことは、法主さんの言われたままのことを、幼稚な私が
纏(まと)めたことです。
▼法主さんの面目は、論外なことは別として、明らかに論理の上にある祈り
の力だと思います。これを説明することは大変に難しいことです。
▼法主さんは住職になる前に「萬倍さま」に「世のため人のために尽くし
たい、どうか神佛の力を貸して下さい」と祈られています。
▼そして、命懸けのような獅子奮迅(ししふんじん)のような活動をされ
ました。住職を引退されて、ある意味では目標と言うか目的と言うか、そ
れは達成されました。
▼それが引退、隠居と言う行動になって、余生を楽しまれると思っていま
したが、年も五十二歳と若い、随分と上手な人生を歩まれると感心してい
たのですが、実は自由な立場からより深い祈りの生活をされるようになり
ました。

■随分と簡潔で無駄の無い方ですから、無意味なことは絶対にされません。
理屈の上では相当緻密(ちみつ)な方ですが、毎日が瞑想と祈りで大半を
過ごされている現実。
▼御佛様を揺り動かしてでもお願いは聞いて頂くと言われるのです。これ
はもう理屈とか世渡りのノウハウと言うような性質のものではありません。
説明出来ませんし、論理の上にある違った次元ように私は思います。


                
                

                
                
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     不動産購入・売却、土地の有効活用を
         お考えの方に親切に相談にのります
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■観音院がお世話になっている地元の町内会長さんで観音院の運営
 評議員でもある不動産コンサルタントの平原さんをご紹介します。
■土地、建物売買仲介業務
▼マンション、一戸建住宅(新築・中古)土地等の売買仲介
■土地、建物賃貸仲介業務
▼マンション、事務所、駐車場、店舗等の賃貸仲介
■土地の有効活用業務新法による土地の定期借地権及び業務用借地権活用
により借地期間満了時、借地人の側から建物買取り請求することはできず、
建物を取り壊して土地を明け渡さなくてはなりません。有効活用です。
▼定期借地権期間50年以上。
▼事業用借地権期間10年以上20年以下となっています。該当候補地、
住宅用地、工場用地、倉庫用地、店舗用地、但し現況は、田、畑、山林等
全て可能ですのでご相談下さい。
■個人、法人の皆様の御下命により、迅速な現地調査、市場調査の上、ご
満足の戴ける斡旋を行うなど、安心出来る相談窓口として、ご連絡を心か
らお待ちしています。また、相続の事前対策などのご相談もご遠慮無く。
尚相談は無料ですが、取引の契約成立時に規定報酬額をいただきます。
■不動産コンサルタント■
〔ジャパン興産株式会社〕平原社長さん
 広島市西区東観音町7番20号
  電 話 082・292・9567
  FAX 082・292・9010[ファクシミリ] 
  宅地建物取引業者 免許証番号 広島県知事(七)四四七三号
  営業時間〔午前9時〜18時〕 定休日〔土、日曜、祝日〕

ジャパン興産の平原社長さんは住職さんのブレーンです。しかも同年令
で観音院の役員の一人として積極的に運営の助言をされています。一面で
は永年、観音町町内会の世話をされ観音院にとって真に好意的な方です。

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