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法主さんの日常

                 11月24日掲載 中岡琴華
   
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    法主さんの不幸の受け止め方
         皆さんの身代わりで不幸は幸せ
   
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     奥さんの入院や手術に感謝をしておられる
         法主さんは多忙で見舞いに行く寸暇もない

 病院に入院して開腹手術を受けることは、家族の心痛は大変なことです。
この度の病気について、奥さんは、「皆さんの不幸はなり代わって上げた
い」と常々言っておられましたから、このようなことになりましたのは、
私の願いが御佛様に通じたのでしょう」と苦痛にたえながらも、微笑みを
見せて入院されました。娘さんが実家に来られて付き添われています。
法主さんの家庭は常識では考えられない程整理されて、如何なる不幸も跳
ね返す素晴らしい模範と言えましょう。

因縁をきるのは難しい 
       こちらで引き受ければ簡単に


 人は知ると知らざるとおおくの過ちを犯すものであり、ご本人の力で悪
しき因縁(いんねん)を断つことは難しかしいことです。
 法主さんは「悪い因縁があると推察された時には、その悪しき因縁を一
旦、ご自分の方に引き取られるのです。それから悪い因縁を断って、良い
因縁をだけを選んで返しておられます。
 このような時は悪因縁を瞑想で実体を把握されて、恨みや気掛かりなこ
との対象を整理し、成佛させるなり、執着を断ち切るよう施餓鬼供養や丁
重な供養を根気よく継続されて、運命転換をしてからご本人新しい人生を
渡しておられます。
 法主さんや住職さんが、朝晩に内持佛(ないじぶつ)で礼拝される時は
電話を取り次ぐことも致しません。私たちができることは、内持佛の掃除
をさせて頂くくらいで、香華飲食は全てご自分でなされます。
 大変な祈願や供養は、このように改めて内持佛で修法なされることにな
っています。時間は午後十時から午前六時までの間で職員が帰って、電話
相談なども一段落してからされているようです。
 朝、汗でびっしょりと濡れている洗濯物があり、最初の内は寝汗でもか
かれたのかと思って気遣って聞きましたところ「じょうれい」といわれま
した。
 観音院に来て七年も過ぎで「浄霊」という修法があることを知りました。
これは先輩に聞きましたところ、霊界のことはあまり話されないが「どう
しようも無い霊が触っている場合があり、供養や施餓鬼では片付かない場
合に止む得ずなさる修法」と聞きました。
 公開されていないもう一つの修法に浴油供(歓喜天さまの供養)があり、
これらは観音院では法主さんが住職と現在療養中の華信さまにしか伝えて
おられません。
 百味供養という修法をなされる場合もありますが、これは数多くの山海
の珍味を用意されるので、今夜は余程丁重な供養をされるということは想
像できます。
 夜中と申しましたが午前二時ころと推察しています。
 どうも、今回の原稿は削除?を受けそうですが、私は法主さんや住職さ
ん、療養中の華信さんのなさっている表に出ないご苦労を皆さんに話した
かったのです。
 不思議や霊界のこと、奇跡やご霊験のことは、誤解されてはならないか
ら、あまり話してはならないと注意を受けています。
 最近、法主さんはあまり出歩かれません。体重も激減されて心配してい
ます。健康そうでもあり、法主さんは「心配いらない」と言われます。
 最近は「薬師法」という修法をしばしばなされています。お薬師さまは
「病める人を癒される」誓願がありますので、華信さんの病気と関係があ
るかも知れません。
 身近で食事・洗濯・掃除とお世話していても、二十四時間付いているわ
けではありません。不思議なことや理解を超えたことはたくさんあります。
 全部知ろうというつもりは全くありません。
 法主さんは物静かな方で喜怒哀楽の内、喜びと楽しみは見ることができ
ますが、怒りとか哀しみは殆ど伺い知ることはできません。
 その法主さんが、突然に出掛けられることがあります。このような時は
「お会いになりたい方に何か問題がある時」です。
 誰かが同行しますから、直ぐに分かることですが、誰に相談して良いか
分からないでその方が途方にくれておられる時ですから、大変に喜ばれ感
謝されます。
 私たちも「虫の知らせ」ということがありますが、それよりも具体的で
敏感に感じ取られているように思います。
 法主さんとご一緒に信徒さん宅を訪問することがあり、同席して話を聞
くことがありますが、何も話されないのに事情を全部知っておられること
が度々あります。
 何故、どうして知られたか聞いてみたことがあります。
 法主さんは「見たくないし、しりたくない、まざまざと感じる、一瞬の
内に情念が移される」としか説明できないと言われました。
 ですが、このような法主さんの能力を表に出すと、世間の人は、ユリゲ
ラーのようにスプーンが曲げられたり、壊れた時計が念力で直すことがで
きると拡大解釈されるのが不愉快だそうです。
 見えないものは見えない方が良い、知らないことは知らない方が幸せな
んだと言われます。
 この度、奥さんの病気について同情はされていますが、心配はされてい
ません。お医者さんが病状を説明したいと言われた時に、聞きもしないの
に、いらぬことを言うものだと嘆息されていました。
 結果とか将来起きることを知っておられるのでしょう。
 私どもは迷った時は法主さんに相談して、悪くなる原因を避けて行けば
困るようなことはありません。間違い少ない生涯を送れると信じています。

私は誰にも話したことのない過去の行動がありました。そのことを再現
するように法主さんから話されて、それが今日の私に及ぼしている影響を
指摘され、同じ行動を繰り返して、同じ結果を招かぬよう諭されて驚くと
ともに、行動を修正したことがあり、凄い人に保護されていると実感して
います。

法主さんの精神力は思いやりに基づくもので、人を驚かしたり、物を破
壊したり、念力で物を動かしたりするようなことではありません。厳格に
世のため人のためになることに限定され、無法な祈りは絶対にされません。

法主さんの精神的な力は身体全体から滲み出るようなもので、詳しい説
明は不要です。お会いすれば何方でも納得される雰囲気があります。泣く
子も微笑み、滅入っている人は元気になる。希望を失っている人も元気に
なられる。目的を失っている人も元気になる。そのような性質のものです。

法主さんに出会ってから運が良くなってと言われる人が多いようです。
困ったことがある時に法主さんを思い出すだけで道が開けると、多くの人
が言われます。知り合った人は「大きな幸運」もらえるのでしょう。


法主さんの日常(一)法主さんの日常(三)

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