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法主さんの日常  (97/04)

                                
   
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     法主応接室の交通整理が出来なくなった
         千客万来で、ごった返す日が珍しくない

   
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      以前は来客は一組ずつ会っておられたが
         最近は来客に来客が積み重なって大事に


 法主さんは何方でも同じように大切にされる。以前は面談に予約を入れ
てもらって、お客さんがダブらないよう気を付けていたが、最近は予約の
無いお客さまも多く、待って頂いては日が暮れるので、片端から通すこと
にした。来客同志で面識がある人が多く、「あなたと此処で会えるとは」
なんて会話は日常茶飯事となってしまった。昔は昼になさっていた用事を
睡眠時間を削って消化されている。食事を抜かれるなんて、当たり前のこ
とになってしまわれた。

 
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   ニュースの取材は大変ですね
        一度に五社がガッチンコです
 
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私の郷里、阿多田でもいろいろとテレビ新聞に取り上げられましたので、
取材というものがどのようなものか大体は知っていました。 私が観音院
にきてからも何度もテレビや新聞、ラジオなどの取材がありました。
ですが、今般のような凄い事態は始めて体験しました。
 朝から夕方七時ころまで、宿泊して四日という場合もありました。
 時には朝日・読売、中国新聞とどこでしたか、何処かのテレビと雑誌社
と朝から夕方七時まで取材を受けられたことがあります。
 内緒の話ですが、法主さんは新聞は読まれません。テレビも見られませ
ん。時たま十五分くらいテレビのニュースを見られることはあります。ス
ポーツ番組は見ておられません。
 以前にご自分の出られた番組を録画して差し上げましたが、何故か全く
興味を示されません。
 理由を聞きますと「私のことは私が一番良く知っている、取材された自
分の過去を見ても仕方がない」と言っておられました。
 新聞も必要最小限度を切り抜きを差し上げるのですが、興味を示されま
せん。記事の法主さんと実際の法主さんとは別個の人格なのだそうです。
 だからと言ってマスコミを毛嫌いされているわけでもありません。
原則として、メディアの肩書では法主応接室にはお通し出来ない決まりが
観音院にはあります。
 全て社名を外して個人として来ていただくことにしています。
 扱いは皆さんと全く同様です。お客さまとして親切にしておられます。
観音院にはマスコミ関係者にファンが沢山おられます。
 観音院の運営と経理は公開されていますので、聞かれたことは親切に答
えておられます。
 もちろん、不躾な質問は強くたしなめられます。法主さんの前で記者ぶっ
た方は、かって一度も一人もおられません。
 ふらりと食事に来られる方や、お話をしに来られる方も沢山おられます。
まったく皆さんと同様に応対しておられます。
 再三、観音院に遊びに来られるメディアの方に何処が気に入られたのか
聞いたことがあります。
 「宗教団体を担当して、多くの団体を知れば知るほど観音院の値打ちが
貴重なものだと理解できます。中の人がそれを知らない」と大変誉めてお
られました。
 観音院はマスコミに売り込む姿勢は全くありません。
 運営するにあたり、多くの皆さんの意見を聞いて、他の寺や宗教団体と
比較したり、競争したりすることは、してはならないと法主さんから固く
禁じられています。

 
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   住職さんはマスコミと会われない
       取材は全部法主さんの担当です
 
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 テレビや新聞、ラジオは必ずしも観音院の正確な姿を伝えていません。
言わば虚像と言えなくもありません。その虚像に合わせて観音院を運営す
ることには大変な無理が生ずることがあります。
 住職さんは住職としての職務に専念されて、皆さんのことに対応するだ
けで手一杯なのです。
 法主さんは、言ってみれば、隠居の立場、自由に振る舞える時間をもっ
ておられます。
 しかも観音院の公式な見解では無くて、いわば私見を述べられるのです
から、観音院はメディアに表現された観音院に拘束されることはありませ
ん。
 しかし、法主さんがいい加減なことを話しておられることは一言もあり
ません。法主さんが間違ったことを言われると、発言を訂正出来る権限を
もった常勤監事が側について立ち会っています。
 法主さんは一人で手紙を書いたり、発言したり、メディアと接触される
ことは絶対にありません。
 報道関係に限らず、日常の行動が全てそのような仕組みで観音院は動い
ています。観音院の職員は法主さんや住職さんの行動を熟知しています。
 取材には、そのような理由で、常勤監事の春木、能島、田川さんたちが
同席します。法主さんが多忙であると監事も多忙になります。
 また、法主さんが何かをされる時は必ず事前に監事の同意を得たことの
みなされます。止む得ぬ場合は稀に生じますか、直後に承認を得ておられ
ます。
 観音院にとって監事や職員の知らないことは何一つありません。
 皆さんが知りたいと思われることは、監事と同じように知る権利が観音
院では開示してあります。
 マスコミの取材に応ずる理由はそれが情報開示の手段の一つであること、
皆さんが観音院がテレビやラジオ、新聞・雑誌で報道されることを喜ばれ
るからです。
 これは明確にして置きたいことですが、メディアに信徒が沢山おられる
ことは、法主さんと会われることは、全て宗教活動であり、どのようなこ
とがあっても、それ以外の意図ど対応されることは有り得ないことです。

来客がお待ち頂かないように、来られたら、先客が有ろうと無かろうと、
片端から法主さんの応接に通すことになりました。
 しかし、人前で話すことが出来ない用件は別に時間を用意されます。た
だし、監事職員の同席無しで話されることは、無理なことだと申し上げて
おきます。

観音院の法主さんは勿論のこと職員全員が観音院のことは熟知し
ています。但し、業務上知り得た個人の秘密を漏洩することは絶対
にありません。
・宗教関係者は個人のプライバシーに深く関わることがありますが、
例え国会で証言をもとめられても証言拒否出来ることを法律が保証
しています。

観音院が葬儀費用を一式食事込みで五万円にしたことや、インター
ネット上のお墓を無料にしたことで、他の寺と摩擦が起きていない
かとマスコミからよく質問を受けますが、興味は持たれても拒絶反
応はありません。

観音院には、全ての寺院が理想とされ目標とされる全ての条件と
環境が整っています。公平で平等で、親切で、思いやりが機能し、
費用が低廉です。
・他の宗教法人の真似をしたり、他の寺院と競争する発想は皆無で
す。運営と経理を透明にして皆さんの意見を集約して現在の観音院
になりました。

観音院は皆さんやボランティアのご意見を大切にします。これは
従来の寺院には無かった手法ですので、マスコミを賑やかす話題に
事欠きませんが、マスコミの話題になるための運営はしていません。
皆さんのお寺です。


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