観音院

いたわり 慈しみ 思いやり 相手の立場で考える 十善戒護持のお寺
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山号の合法格物致知山について

観音院の山号(さんごう)は、合法格物致知山(ごうほうかくぶつちちさん)と称する。

合法 とは、「仏法」にかなうことで、この場合は法令または規範にかなうことを意味しない。

格物 とは、「礼記」大学編の、いわゆる八条目(格物・致知・誠意・正心修身・斉家・治国・平天下)の一で、朱子学では、物の理にいたる、と読み、事物に本来そなわる理に窮め至ることと解した。陽明学では、物「事」をただすと読み、心の良知を発揮することによって、事柄のあり方をただすことと解した。

致知 とは、後天的知を拡充して自己及びあらゆる事物に内在する個別の理を窮め、究極的に宇宙普遍の理に達することを目指す。

世間の人々は、略して、通称「合格山」と言っておられる。

永徳寺の寺号について

永徳寺という寺号(じごう)は、弘化2年(1845)に出版された「広島城下絵図」にはすでに見える。由緒ある寺号らしい。
 寺の名前は長ければ良いと言うものでもない。
「合法格物致知山 永徳寺 観音院」と言われなくても「観音院」が親しみやすい。古きが故に尊いものでもない。格式なども皆さんが思われるほど意識していない。敷居を低くして、どなたでも気軽に出入りされ、皆さんのお寺として、今どうあるか、これからどのように運営されるかが大切である。そのような意味では、古きを語ることなく、現実を直視して、清潔で、大衆参加型で、世間のお役に立てる寺院でありたい。

観音院は、カリスマ的僧侶を必要としない、カルトにもならない。
昨今、世間に指弾される運営の組織や団体が、まま散見されるが、観音院は、堕落腐敗しないよう、引き続き、細心の注意で運営することが強く望まれる。

平成9年7月6日「大般若転読百座と護摩供三万三千座」を修法することができた。年中無休で、朝10時、正午12時、午後2時からの定例法要は、願わくは今後も維持したいと努力している。

本堂など落慶について

観音院の本堂は、信徒8万人の中興の祖 法主さまが建築前に巡錫し、チベット様式を取り入れ、建立されたものです。
昭和55年7月1日本堂・霊廟(れいびょう)・参籠堂・地蔵堂・客殿・寺務所・庫裏・車庫など、冷暖房を完備して落慶(らっけい)。
祇園の山口家より水掛け地蔵を、四国今治の矢野家より利剣不動明王を奉納される。この頃より広島、山口、愛媛の島嶼部の信徒激増。
昭和56年正月月刊「観自在」を発行、出版社「観自在社」設立。
昭和56年3月第三種郵便物認可。東芝オフコン漢字システムを導入、カードセレクター廃止。
昭和57年東芝オフコン25-4にグレードアップ。寺内電話更新・ビデオ寺内放送設備完成。
仏具荘厳一式揃う。
昭和58年文書管理にトスファイル3200光ディスク導入。ワープロ買い替え、新たにJW8Sを3台、JW8Dを台導入、モリサワ写植機買い替えMC60導入、FAX導入。
昭和61年正月自動車12台廃車、ハイテク機械化の合理化が社会的風潮のなかで、これらに依存しない寺の実験的運営をする。
昭和61年8月この実験を終了し、必要上止む得ず、自動車を購入。
OA機器も再導入した。
昭和62年富士通オフコンK6700αと端末7台、オアシス500GX2台導入。
平成8年FMV16台、Mac4台、OCN回線を引いて、寺報「観自在」の電算編集システム構築する。
現在の観音院は、自家発電装備を2重に用意している。
職員全員がNTT携帯電話他を所持して緊急時に連絡ができる。
平成9年OCN回線を導入、寺内パソコン16台を使用し、各職員も、自宅にISDN回線でインターネットと接続して使っているが、基幹業務は電話回線と接続することを禁止してある。
平成15年光回線を引き、あわせて日本テレコムADSLを導入、万一の際はどちらかに接続できるようにした。
あわせて、レーザー彫刻機50ワットを導入、カッティングプロッターも増設した。
印鑑彫刻機はフランス製のGRAVOJHPHと買い替え格段に能率が良くなった、どちらも日本の寺院では初めて導入された。

基幹業務は本体に富士通PRIMERGY、端末にウインドウズ2000NTを四台に代替、高速レーザープリンターVSP4701、寺内LANには大半はWindows 8やPower Mac G4・iMac等と交換を進めている。
このラン内にはゼロックスDocuCenterCalorを置いてスキャン・FAX・カラープリンタが可能なものを設置。
平成23年1月大日堂完成
大日堂落慶法要:平成23年2月6日執行
平成28年12月境内に、諸願成就の七福神さまをお迎えする
平成28年12月13日、開眼法要執行
平成30年3月本堂外陣に、床暖房を設置
平成30年6月別殿に、新たに三尊さま(大日如来さま、不動明王さま、弘法大師さま)をお迎えする
平成30年6月3日、大般若会にて開眼法要執行
平成30年7月本堂に、虚空蔵菩薩さまをお迎えする
平成30年7月1日、大般若会にて開眼法要執行

お問い合わせ

観音院(かんのんいん)

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電話:082-232-8251
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広島市西区東観音町10-2(Google MAP)